脱毛の基礎知識 ~脱毛の歴史~

脱毛をするにあたって、美を追究するための脱毛技術がいつ頃から発達してきたのか知っておきたくて、調べてみました。
永久脱毛の歴史は、かなり古いようで19世紀にはすでに始まっていたようです。
解析
「電気分解法」1875年~
発毛組織に電流を流し組織液を電気分解することによりアルカリ液を生み出し、毛包組織を破壊して永久脱毛するというもの。
1875年、アメリカの眼科医チャールズ・ミッチェル博士が逆さまつげの治療法として使用したのが始まり。
1924年、フランスのアンリ・ボルディエ博士が新たに高周波式電気脱毛法を発明。1948年以降、高周波脱毛法と組み合わされブレンド法へ移行。

「X線脱毛」1904年~
X線を用いた方法で1900年ごろアメリカで始まる。脱毛効果はあったが、シミ、シワ、傷等副作用がひどく、脱毛後皮膚ガンになる人も現れ行われなくなる。

「高周波脱毛法」1924年~
高周波電流を利用した脱毛法。発毛組織を凝固させ機能を停止させる方法です。高周波の加熱作用で、電気脱毛より処理時間が早かったようです。
1924年、フランスで始まる。1940年代には真空管の登場により、高周波法脱毛器の性能が一気に上がり普及が進みました。

「ブレンド脱毛」1948年~
現在も主流となっている美容電気脱毛法の一つ。電気分解法と高周波電流法のいいとこ取りで脱毛効果を高めた方法です。
毛包にプローブ(ニードル)と呼ばれる針を挿入し、微量の電流を流すことによって毛包組織を破壊し永久脱毛を達成します。
1948年、アーサー・R・ヒンケルとヘンリー・E・セイント・ピエールが電気分解法と高周波電流法を組み合わせた。1970年代には、日本にもブレンド式脱毛器が輸入され、その後現在に至るまで普及され施術が行われている。

「レーザー脱毛」1995年~
毛の色である黒や茶に対してのみ反応するレーザー光を毛に照射し、熱エネルギーを溜め込んで毛母細胞の組織を破壊して永久脱毛する方法。
1983年、ハーバード大学のアンダーソン博士が「選択的光熱融解」理論を発表、皮膚科を筆頭にレーザー脱毛の開発が始まる。
1995年、アメリカ「レーザー学会」でレーザーを使った脱毛が取り上げられる。
1997年、日本上陸。
1998年~99年、米国メーカーが、レーザー脱毛効果を“永久減毛”という表現でFDAに申請し認可される。
2000年、財団法人日本エステティック研究財団が、レーザー脱毛機の安全テストを開始。2002年にテスト終了。
2001年、レーザー光やその他強力な光線を使い毛根部分を破壊する行為を行うのは医師でなければならないと厚生労働省から通知が出される。

「光脱毛」1998年~
黒色に反応する波長の光を利用して永久脱毛をする方法。単一光であるレーザーと異なり、様々な波長の交ざった強力な白色ランプにフィルターを掛けることで、毛母細胞を破壊する波長の光のみを取りだす方法。
1998年、日本上陸。

歴史を見ていても感じましたが、効果的に脱毛するにはやはり毛母細胞を攻撃し根っこから絶やしていくのが最善のようです。その際、光の熱で選択的に治療できる手段が一番望ましいと感じました。